モニターレポート

カメラプロンプターを活用してのビデオ撮影現場にお邪魔しました! AT-Music代表の辻 敦尊さんにPrompter Duoについて色々と伺いました。

取材・文:ページワン 撮影:谷本 夏(studio track72)
会社名:AT-Music合同会社
代表 辻 敦尊 様
本日はプロンプターを使用してのビデオ撮影とお聞きし、インタビューをお願いしましたが、快諾頂き有り難う御座います。よろしくお願いいたします。辻さんはAT-Musicでは、具体的にはどのようなお仕事をなさっているのでしょうか?
私は主に作曲やサウンドエンジニア、プロデュースなどを担当しています。ですが少人数で制作を行うケースも多いので映像編集や3Dアニメーションデザイン、その他サウンドデザインやナレーション対応などを担当する事も多いです。
今回、Prompter Duoを使用して頂いたわけですが、どのような理由から導入を決められましたか?
放送局での仕事中などに時々プロンプターは見ていて、その便利さは知っていたのですが、どれもサイズ的にうちの用途には合わず、何か良いものは無いものかとインターネットで探していたらPrompter Duoを見つけました。しかもiPadと連携して使えるし、ソフトウェアは無料という事ですぐに興味を持ちました。
Prompter Duo のセッティングに戸惑うようなことはありましたか?
いえ、基本的に何も戸惑うことは無くスムーズにセッティング出来ました。あえて挙げるとすればハーフミラーに指紋などを付けないように最初は気を遣いましたね。でもハーフミラーのケースを上手く利用出来る事を知って今ではその点もスムーズに出来ています。
Prompter Duoを実際に使用してみた上での感想をお聞かせください。
Prompter Duoを選択した理由の一つにコンパクトで可搬性に優れているという事がありました。実際に色々な現場に持ち運んで使用していますがその手軽さには満足しています。そして標準で付属しているハードケースも助かっています。うちの女性スタッフでも楽に運搬しています。
Prompter Duoの優れている点を挙げるとすればどういった点でしょうか?
iPadと組み合わせて使えるので配線まわりをスッキリとさせられる点は非常に優れていると思います。そして先ほどの回答とも重複しますがソフトウェアがリモコンを含めて無料で提供されているのはユーザーとしてコスト的負担が軽くて大変助かりました。他にもコスト面の事で言えば、プロンプター導入の効果によって撮影を効率的に進められるようになったので撮影スタジオのコスト負担も軽減出来るようになりました。
Prompter Duoを使用する以前と後では違いはありますか?
もちろんその差は大きいです。うちではPrompter Duoをカメラプロンプターとして使用する事がほとんどで、Prompter Duoを使用する以前はカメラのレンズすぐ下に印刷したカンニングペーパーを貼ったりして対応していました。ですがそれだと読んでいくうちに段々と目線がずれていってしまったり、何枚もカンペを準備したり、それの張り替え作業が頻繁に発生していたりと課題は大きなものでした。かと言って全て原稿を暗記するのには時間も掛かりましたし、正確に伝えなければならない製品スペックなどの数値的情報は暗記するにも限界がありました。Prompter Duoによってそれら課題が一気に解決出来た効果はとても大きなものでした。
カメラプロンプターとしてお使いとの事ですがハーフミラー部の透過度の使い勝手はいかがですか?
購入時にオプションで用意されている透過率45%のハーフミラーの導入も考えましたが、先ずは標準で付属している透過率65%のハーフミラーを使ってみて、その上で不満があればオプションを購入しようと考えました。結果としては今のところ標準の透過率65%のもので困ることなく使用しています。透過度が65%と高めなので、今後はスピーチプロンプターとしての使い道も色々検討していってみたいとは考えています。例えばカメラ目線にはあえてしたくないようなシーンでのプロンプターなどとして。
他社製のプロンプターもございますが、Prompter Duoを選ばれた理由はどんなところですか?
Prompter Duoを導入する決め手となったのは「iPadと組み合わせて使えるという手軽さ」そして「可搬性の良さ」更には「コストパフォーマンスの高さ」です。他社製品もいくつか見てみましたが、うちの用途にピッタリだったのはPrompter Duoですね。
今日は、お忙しいところインタビューのお時間を頂きありがとうございました。これからも素晴らしい音楽や動画を皆さまにお届け下さい。

ご協力頂いたAT-Musicスタッフの皆様、そして、カメラマンの谷本 夏氏始め、 撮影にご協力頂いた、STUDIO MARKの皆様 有り難う御座いました。


PROFILE
辻 敦尊(つじあつたか)
AT-Music合同会社代表
所在地:東京都世田谷区
アレンジャー、サウンドエンジニア、プロデューサーをこなすマルチクリエーターとして幅広いフィールドで活躍している。AT-Musicでは音楽制作および映像制作、アーティストのマネージメント業務を主に行っており、所属アーティストには、辻敦尊をはじめ。実咲(Misaki)Toshiko.などがいる。
取材協力スタジオ
STUDIO MARK
小田急多摩線の終点 唐木田駅より徒歩2分 P4台有
所在地:東京都多摩市鶴牧6-11-16
Tel & Fax 042-400-7455
都心の喧騒から離れた郊外型の落ち着いたロケーションで、ひと味違うレコーディングやリハーサルをお楽しみ下さい。この手のstudioには珍しいLarge Boothは5mの天井高がありアンビエンスは抜群。

40平米の広さがあり、生ピアノ録り、バンド一発録りやストリングス録り、クワイヤー録りにも最適です。
YouTube Space Tokyo
YouTube Space Tokyo
〒106-6126
東京都港区六本木 6-10-1
東京にそびえ立つ高層ビルの29階に位置する創作スペース YouTube Space Tokyoでも「Prompter Duo」が常設されています。
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