アイコンタクトの力

アイコンタクトの力

スピーチで大切なことは聴衆と心が通じ合うこと

スピーチで大切なことは、聴衆と心が通じ合うことです。その結果、信頼性を勝ち取ることになるのですが、その為には聴衆と目を合わせて会話すること(アイコンタクト)が非常に重要になります。
最初と最後の数十秒で、聴衆が関心を持っている話題について語ることに成功すれば、自分への賛同者を増やすことができます。

「見た目の印象」が8割!

記者会見、商品発表会、株主総会、シンポジウムやセミナー、会議での基調講演など、フォーマルなシーンでのスピーチでは、その内容とともに、見た目の印象が大事です。いくら原稿の内容が素晴らしいものでも、スピーカーの伝え方次第では、素晴らしい内容も伝わりません。
一般的に、人が五感で感じる情報の中で、耳からの情報が約1割、目から入る情報が8割以上と言われています。たとえば、面接の場合など、「何を言ったか?」よりも、「どういう風に話していたか?」という印象の方が記憶に残っているはずです。内容や言葉よりも、まず「目から入る情報」、すなわち「見た目の印象」が大事ということになります。
トップやエグゼクティブの会見で、部下が準備したペーパーを、小さい声で、下を向きっぱなしでの、抑揚もない早口の棒読みでは、内容が伝わらないどころか、むしろ逆効果となります。聴衆が「読まされている感」を感じてしまっては、企業イメージも良くないどころか、頼りない印象では「それ本当なの?」と、内容そのものへの信憑性まで疑われかねません。
あなたのスピーチは、「下を向いていませんか?」「アイコンタクトをしていますか?」「体全体で表現していますか?」

プロンプターを使ってスピーチを成功に導く

「プロンプターがもたらす大きな効果」

堂々と余裕のあるスピーチは説得力が違う!
スピーチを聞くために集まった聴衆にも「聞くべき目的」があります。聴衆は、堂々として、余裕があり、説得力のあるスピーチを、無意識に期待しています。
スピーチには、必ず目的があります。「聴衆に何かを伝え」、その結果「何らかの変化」を期待するものです。「説得力のあるスピーチ」「伝えたいことが伝わるスピーチ」を実現するためには、「聴衆と心が通じ合うこと」が最も重要です。そのためには、聴衆を見ながら、アイコンタクトをしながら、語りかけるように話す必要があります。
「聴衆の方を見ながら(アイコンタクト)」「体全体で表現し(ジェスチャー)」「語りかけるように」話すことができれば、聴衆の聞く姿勢も変わり、自ずと伝わり方も違ってきます。
たとえ部下が書いた原稿でも、あたかも自分の言葉のように話すことができるスキル、それが「伝える力」であり、現代において、トップやエグゼクティブに求められている「スピーチ力」です。

説得力のある良いスピーチとは?

  1. うつむかず、聴衆を見ながら話す。
  2. 明るい表情で、堂々と、余裕たっぷりに話す。
  3. 大きい声で、言葉をクリアにはっきりと話す。
  4. ゆっくりと適当な間を作り、語りかけるように話す。
  5. 身振り手振りを使い、体全体で表現する。

長い原稿を覚えなくてもよい!

 「アイコンタクト」「ジェスチャー」「話し方」、さらには「話すスピード」や「抑揚」「間のとりかた」などに至るまで気を配るとなれば、到底、原稿のペーパーなどを見ている余裕はありません。本来なら、長い原稿を全て覚えておかなければ出来ないことです。
しかし、プロンプターシステムを使うことで、この部分は解決します。下を向いて原稿を見る必要はなく、ハーフミラーに表示される言葉をそのまま読むだけで、自然と聴衆を見て話せるようになります。たった、それだけのことでも効果は絶大です。聴衆からは堂々として見えるため、言葉の伝わり方が全く違ってきます。
さらに、「話す内容そのもの(原稿)」に不安がなくなることで余裕が生まれ、リラックスしてスピーチに望めるという「心理的なメリット」だけでなく、「ジェスチャー」や「話し方」など、伝えるための演出にも気を配る事ができるようになるという「実際的なメリット」をももたらします。
「原稿を覚える時間」を「演じるための練習時間」に替え、充分なリハーサルをすることで、「聴衆と心が通じ合うスピーチ」を実現できます。

プロンプターを使うだけで…

  1. 長い原稿を覚えなくてよい
  2. 内容を間違いなく正確に伝えることができる
  3. 自然と聴衆とのアイコンタクトができる
  4. 不安がなくなり余裕が生まれ、リラックスできる
  5. 原稿を覚える時間を、リハーサルに充てられる

「スピーチ力」アップの為の強力なサポート役!

このように、プロンプターシステムを使うだけで、堂々とした余裕のあるスピーチを演出でき、それまでよりも良いスピーチをすることが出来ます。しかしながら、より多くの人に、より多くの内容を「伝える」ためには、「スピーチ力」そのものを磨く必要があります。そのためには、「トレーニング」と「経験を積むこと」しかありません。
プロンプターシステムは、「堂々とした余裕のあるスピーチ」実現へのファーストステップを踏み出す機会をつくり、「スピーチ力」を上げ、次のステージへと進むための「強力なサポート役」にもなります。


どこまでのスピーチを求めるのか?

  1. 間違いなく原稿を読めば良いスピーチ
  2. 説得力のあるスピーチ
  3. 自演説のようなハイレベルのスピーチ

朝礼、入社式などの社内向けスピーチ、商品発表会、株主総会、セミナーや会議での基調講演から演説まで、スピーチをするシチュエーションや目的は多岐にわたり、「とにかく間違いなく原稿を正確に読めればよい…」というものから、演説のように「聴衆の心を動かすハイレベルなスピーチ」まで、求められるレベルも様々です。
いずれの場合でも、プロンプターは強力なサポートとなりますが、「何を求め、どこまでのスピーチを望むか?」によって、当然、使い方も変わってきます。
これを機会に、最高を目指すための第一歩を踏み出しましょう。「スピーチ力」を磨くことが、会社へのベネフィットにも繋がってゆくはずです。

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