実際のオペレーター(操作)はどうでしたか?
実際の総会での操作の際は、議長の議事進行(読み上げ)に合わせてプロンプターのページを進めるだけですので、難しいということはありませんでした。
ただし、プロンプターの画像の外部出力に際しては必要なステップがありますので、実際に使用するパソコンを用いたリハーサルは欠かせませんでした。
また、1点問題となりましたのは、ホールのような会場でしたので、ダウンライトの位置により、ダウンライトがハーフミラーに反射し、会場席の一部にスポット状の強い反射光が当たるということでした。これはダウンライト位置を調整することによりクリアしました。
では観客席側の印象はどうでしたか?
客席の株主の感想を聞きましたところ、「我々(=株主)を見て話を進めてくれることが良かった」との趣旨のご意見をいただきました。株主の側を向いた総会運営には一定の効果があったと感じています。
また、議長の前にハーフミラーがありますが、株主側から見て、このハーフミラーが邪魔になる(「ハーフミラーで議長の顔が見えない」など)というご意見もありませんでした。
浜松ホトニクス株式会社様からは、満足度5点満点中、操作性は4、デザインは5をいただきました。「トータルでは使い勝手の良いシステムだと思われます」というお言葉を頂きました。購入の決め手は、他社とも比較して購入を検討できる価格帯であったこと。不満点としては、ルビの設定があればさらにベターだと感じました。
----旧バージョンでは、ルビを打って、ルビフィールドの文字の大きさを調整することが出来ましたが、スクロールの機能を追加した際、様々な問題がでてきた事と、さらには、カンニングペーパーというソフト見解から、ルビを振っても見えなくては意味が無いということからこのルビ機能を外させて頂きました。-----